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JSPS中国同窓会黒龍江支部会

2025年1月19日(日)黒龍江省ハルビン市において、JSPS中国同窓会黒龍江支部シンポジウム「Next Generation Advanced Functional Materials and Intelligent Devices」及びJSPS事業説明会を開催しました。JSPS中国同窓会シンポジウムは、例年、JSPS中国同窓会会員からの申請を受けて開催しているイベントであり、今回は、ハルビン工業大学の胡平安教授がコーディネーターを務めました。会場には、研究者や学生・留学生約100名が集いました。

会場の様子

シンポジウムの冒頭では、ハルビン工業大学の帥永副学長、当センターの山口英幸センター長より祝辞が述べられ、続いて杉浦南美国際協力員がJSPSの実施している主要な国際交流事業について説明を行いました。

帥永 副学長 胡平安 教授(コーディネーター)
山口英幸 センター長 杉浦南美 国際協力員

その後、中国科学院院士である中国科学院化学研究所の劉云圻研究員を始めとする約20名の研究者による講演が行われました。講演を行った研究者のうち、7名の研究者が日本での研究経験があり、日中学術交流の強い繋がりを再認識しました。劉云圻研究員も理化学研究所と東京工業大学で研究をされた経験があります。

劉云圻 研究員(中国科学院院士)
集美大学 張玉蒼 教授
(JSPS中国同窓会会員)
遼寧大学 梁福順 教授
(JSPS中国同窓会会員)
集合写真

シンポジウム終了後には、希望者でハルビン氷雪祭り(ハルビン冰雪大世界)を訪れ、氷と雪で作られた彫刻がライトアップされた幻想的な世界を味わうとともに、ハルビンの氷点下の厳しい寒さを体験しました(この日は氷点下19度でした)。

ライトアップされた氷の彫刻 氷点下19度を示す氷の温度計と今城副センター長

2024年度、JSPS中国同窓会では総会1回(湖北省恩施市)、支部会3回(重慶市、陝西省西安市、黒龍江省ハルビン市)、JSPS事業説明会3回(北京市、湖北省恩施市、広東省珠海市)を開催しました。JSPS北京研究連絡センターでは、2025年度も引き続きJSPS中国同窓会シンポジウムを含む各種イベント活動を通して、多くの中国の研究者に日本との学術・研究交流を選択してもらえるよう働き掛かけていきます。