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第17回韓日研究者交流協会(JSPS韓国同窓会)シンポジウムを開催

2024年9月26日(木)、韓国・原州市の延世大学未来キャンパスにおいて、第17回韓日研究者交流協会(JSPS韓国同窓会)シンポジウム「日韓国際協力交流及び共同研究活性化案」が開催され、研究者・学生等約150名が参加しました。2023年度から、JSPS北京研究連絡センターがJSPS韓国同窓会の事務局を担当しています。

シンポジウムの様子

開会式では、JSPS韓国同窓会長である延世大学のキム・テクジュン教授より開会の挨拶があり、続いて延世大学のハ・ヨンソプ未来キャンパス副総長、在大韓民国日本国大使館の田村哲之一等書記官、韓国研究財団(NRF)のキム・チャンユン国際交流チーム長、当センターの山口英幸センター長より祝辞が述べられました。

ハ・ヨンソプ未来キャンパス副総長 キム・テクジュン同窓会長
田村哲之一等書記官 キム・チャンユン国際交流チーム長 山口英幸センター長

その後、2名の韓国同窓会員と2名の日本人研究者による講演では、各講演者が行っている海外機関との共同研究・学術交流の紹介や海外での研究経験の大切さ等が述べられ、参加した若手研究者・学生は熱心に耳を傾けていました。なお、今回、日本人研究者として登壇した横溝教授、前仲教授は、JSPS事業「特別研究員」の経験者です。

キム・テクジュン同窓会長 畜産経営学会ヨン・ギュヨン学会長
順天堂大学横溝岳彦教授 北海道大学前仲勝実教授

事業説明のセッションでは、JSPSとNRFによる事業説明が行われ、各機関独自の事業だけでなく、JSPSとNRFが連携して行っている事業も複数紹介されました。

キム・チャンユン国際交流チーム長 杉浦南美国際協力員

終盤のパネルディスカッションでは、「日韓国際協力交流及び共同研究活性化案」をテーマに、日本と韓国との学術交流をより活性化させていくにはどうするべきか熱い議論が交わされました。

JSPS北京研究連絡センターでは、韓国の研究者の方々がJSPSの各種国際事業採用期間が終了した後も引き続き日本との学術・研究交流を継続していくことができるよう、JSPS韓国同窓会シンポジウムを含む各種同窓会活動への支援を続けてまいります。

参加者による集合写真