2024年9月7日(土)及び8日(日)、江蘇省の南京大学仙林キャンパスにおいて、「交流と相互学習:日本学研究フォーラム」が開催されました。本フォーラムは、同大外国語学院が主催、中国外文局対外話語創新研究基地、南大日本学研究編集部及びJSPS北京研究連絡センターの共催で開催され、全国の大学や研究機関に所属する日本学研究の最先端を担う各分野の研究者・学生等約200名が一堂に会しました。
開会式では、同大外国語学院の何寧院長の開会の挨拶に続き、当センターの山口英幸センター長の祝辞(杉浦南美国際協力員が代読)において、日本と中国の学術交流との間には長い交流の歴史があり今後もJSPSとして様々な事業を通じて日中友好の一層の発展のために貢献していく旨を述べました。
基調講演では、日本学研究のトップクラスの研究者たちによる日本学の様々な分野に関する研究成果や最新の動向に関する講演が行われました。また、テーマ別パネルディスカッションでは、歴史文化、言語文学、国際関係等をテーマに、各研究者による研究成果の発表をもとに活発な議論が行われました。
南京大学 王逸舟教授 |
北京大学 潘鈞教授 |
南京大学 王奕紅教授 |
本フォーラムには、JSPS中国同窓会員である蘭州大学の王冀青教授、南京大学の劉東波助理教授が登壇しており、同窓会員がフォーラムの成功裏の開催に大きく貢献しています。
また、本フォーラムが日本学研究をテーマとしていることもあり、今後JSPSの事業を通じて日本で研究を行いたいと意欲的な研究者から申請方法に関する質問を受けることも多く、JSPS事業や日本での研究活動への関心の高さが伺えました。
北京研究連絡センターは、学術の進展と日中研究者交流の促進を使命としています。センターの後援名義の使用を希望する大学関係者及び研究者の方がいましたら、お気軽に当センターまでご連絡ください。
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