2024年10月14日(月)重慶市においてJSPS中国同窓会重慶支部会シンポジウム「日中プレシジョン・メディシン学術シンポジウム及びJSPS事業説明会」を開催しました。
JSPS中国同窓会シンポジウムは、例年、JSPS中国同窓会会員からの申請を受けて開催しているイベントであり、今回は重慶大学の呉壽栄教授がコーディネーターを務め、「腫瘍など重大疾患の分子メカニズムとプレシジョン・メディシン」をテーマに開催しました。会場となった重慶大学の会議室には、多くの研究者や学生・留学生が集い、活発な意見交換が行われました。
シンポジウムの開会にあたり、関係機関の代表者にご挨拶いただいた後、JSPS北京研究連絡センターの今城佳奈子副センター長が登壇し開会の挨拶を行いました。また、日中各研究者による基調講演を行い、杉浦南美国際協力員よりJSPSの概要と実施している主要な国際交流事業について紹介がありました。
呉壽栄 教授 |
張吉喜 重慶大学生物工程学院副院長による挨拶 |
今城佳奈子 副センター長による挨拶 |
張宏 浙江大学生物医学工程·機器科学学院院長による講演 |
服部素之 復旦大学生命科学学院教授による講演 |
新鞍阳平 南京大学医学院教授による講演 |
江啓慧 重慶大学生物工程学院教授による講演 |
杉浦南美 国際協力員による事業紹介 |
なお、シンポジウムに先立ち重慶大学構内及び研究室を見学し、学内施設・設備や研究室の運営について話を伺い意見交換を行いました。
今回、コーディネーターを務めた重慶大学・呉壽栄教授は、JSPS中国同窓会の副会長兼重慶支部長を務めたご経験があり(2014年~2016年)、積極的に同窓会活動を推進してくださっています。
JSPS北京研究連絡センターは、中国の研究者の方々がJSPSの各種国際事業採用期間が終了した後も引き続き日本との学術・研究交流を継続していくことができるよう、JSPS中国同窓会シンポジウムを含む各種同窓会行事への支援を充実させていきたいと考えています。
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