2024年5月9日（木）、首都師範大学にてJSPSが実施する国際交流事業の説明会を実施しました。本説明会では、同大学の資源環境及び旅游学院の王鵬飛教授（JSPS中国同窓会会員）が司会を務め、約30名の研究者・学生が参加しました。また、事業説明会に先立ち、同大学資源環境及び旅游学院への表敬訪問を行いました。

表敬訪問では、資源環境及び旅游学院・常華党書記から歓迎の挨拶があり、続いて同学院・潘雲院長から学院の概要について説明を受けました。当センター・山口英幸センター長からはJSPSの概要や実施事業について紹介を行い、今後地理的にも近い距離にある当センターと首都師範大学との間で、学術交流における更なる協力関係を築いていくことについて確認しました。

その後に開催された事業説明会では、冒頭に当センター・山口センター長が挨拶を述べ、これまで築いてきた首都師範大学とJSPS及び日本の大学との間の深い関係を改めて振り返りました。現在、首都師範大学には6名のJSPS中国同窓会員が所属しており、各分野で活躍しています。

国際交流事業を紹介するセッションでは、当センター・金子めぐみ副センター長が、外国人特別研究員、国際共同研究事業、二国間交流事業等の各種プログラムについて、説明を行いました。

また、王鵬飛教授が、プログラムの申請に関するアドバイスを行うとともに訪日時の研究活動の様子について当時の写真とともに振り返りました。なお、王鵬飛教授は今年度JSPSの「BRIDGE Fellowship Program」により日本へ約1ヵ月間の滞在を予定しています。

説明会終了後には、地質標本室や書道作品展示会の見学も行われました。

参考：首都師範大学資源環境与旅游学院HP
https://cret.cnu.edu.cn/sylm/tzgg/8fb32e90f9dd484ca908e8ab77159094.htm