2015年5月23日(土)、浙江大学城市学院医学院(浙江省杭州市)において、JSPS中国同窓会浙江支部会及び同支部会が企画した学術シンポジウム(2015 Sino-Japanese Symposium on Life Science)が開催されました。
今回の学術シンポジウムは、JSPS中国同窓会浙江支部長の浙江大学韓峰教授が中心となって企画されたもので、浙江大学の研究者を中心に約100名の参加者を集めました。
シンポジウムでは、韓峰教授がモデレーターを務め、冒頭に、JSPS中国同窓会会長の浙江大学張宏教授及び会場となった浙江大学城市学院医学院の張立煌院長から開会挨拶がありました。続いて、廣田センター長から、JSPSの概要及び「外国人特別研究員」、「外国人招へい研究者」事業を中心とした事業説明が行われ、会場を埋めたポスドクや博士課程の学生を中心とした若手研究者が真剣な表情で説明に耳を傾ける姿が見られました。
また、今回、日本からの招待講演者として、東北大学大学院薬学研究科の福永浩司教授及び東京大学大学院薬学系研究科の佐々木拓哉助教をお招きし、最新の研究成果についてご講演をいただきました。中国側からは浙江大学陳忠教授、張宏教授及び凌代舜教授から最新の研究成果についてご講演があり、午後の部では若手研究者による研究成果発表が行われました。若手研究者による研究成果発表では、活発な質疑応答が行われ、熱気に満ちた会場となりました。
JSPS中国同窓会は、このように学術イベントの企画を含めた支部会活動に力を入れて取り組んでおり、同窓会会員間の親睦を深めるのみならず、日中研究者間の学術交流の場としても有意義に機能しています。
JSPS北京研究連絡センターでは、今後もJSPS中国同窓会と協力し、同窓会ネットワークを生かした研究交流を促進していきます。 |